お父さん、お母さんに怒られるかもしれない、クラス落ちするかもしれない、など中学受験をする子どもたちは、恐怖心にさいなまれることが多いものです。
その最大は「志望校に落ちるかもしれない」ということで、これは受験する以上やはり厳然と存在する恐怖。
だから、ある程度それに耐えうる耐性のようなものは必要だが、しかし、それがあまりに多いのはやはり子どもたちの心理に大きく影響する。
一番はっきりでるのは、恐怖心にさいなまれると他に対する攻撃性が強くなる、ということ。
しかも、その攻撃性は自分より弱いものに向けられることが多いから、弟や妹たちがその対象になりやすく、また学校でも同じようなことが起こりやすくなります。
だから、なるべく恐怖心を感じさせないような形で受験勉強が進むのが良い。
そのために、やはり褒める材料を多くしていくことが必要なのです。まずはできるようにすること、そして面白いと感じさせること。
できるようにするためにはもちろん勉強が必要なのですが、できないということを示す機会を減らすことも実は必要なことなのです。
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