ここ数日の間に、いくつかの塾の学校別教材をフォローする機会がありました。
その教材に共通していたのが、大昔の過去問をやっているところ。
過去10年の過去問はみなさん、手に入れていると思うし、その分は誰もがやっていることではあるわけですが、さすがに20年前の過去問をやっている子は少ないかもしれません。
20年前の問題を見てみると、さすがに現在の問題にくらべてそう難しくはない、というところがあります。やはりみんなが鍛えてあげてくるので、問題もそれ相応に難しくなっている。しかし、やさしい問題というのは悪いことではない。つまり、それだけていねいに基礎をやり直せる部分があるわけです。
20年前の出題者がまだ学校におられるかどうか、はわかりませんが、現在出題にあたる先生方は当然前の問題を見ているでしょう。同じ問題を出すわけにはいかないが、当然エッセンスというのは共通する部分があるから、やはり出題は似るところがある。
ただ、時間は限られます。そう何もかにも古い問題までやれるわけではない。効果があるのはやはり算数と国語でしょうか。
国語は、一度過去問をやると、内容を覚えてしまうところがあるので、違う素材を勉強した方が良いという面はあるでしょう。
逆に、社会はデータが全く違うし、当時の時事問題をやったらもうそれこそクイズみたいなものになってしまうから、役に立たない。
何でもかんでも手を出せば良いというものではありませんが、資料を上手に使って勉強を進めてください。
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