子どもたちはなぜ自分で勉強しないのか

投稿者: | 2019年10月22日

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さすがにこの時期は自分で勉強している6年生が多いかと思いますが、5年生以下にはなかなか自分から勉強しない子が多いでしょう。

自分で勉強しないのなら、受験はやめてしまいなさい、というと「絶対受験する」というのだけれど、実際の行動は伴わない、と思うのですが、それはある意味当たり前なのです。

彼らだって、すぐ終わるものなら、やってしまうでしょう。

学校の宿題なら30分で終わるから、もちろん後からにしてもやる子は多いはずです。

しかし受験勉強は30分じゃ、終わらない。そして終わっても次がやってくることを知っているのです。

だからやらない。

だって終わらないじゃないか。

その通り、受験勉強は切りがない。だからまずはこれが終わったらおしまい、というラインを見せないといけないのです。

子どもだってやりたいことはある。ゲームだってしたいし、テレビだってみたい。友達と遊びたい。でもそれをすべて我慢するというのは無理です。

そういう状態というのは、せいぜい最後の半年でしょうか。それでも長いときっと子どもたちは思っているでしょう。

フリーダムのテキストを作るとき、それなりに終わるように作ったのはそのためです。

子どもたちがちゃんと自信をもって追われるようにするには、ある程度問題を絞り込まないといけない。

数をたくさんやらそうとすれば、それなりに手を抜いてくるので、そのバランスを考えてあげなければいけないのです。

まずは自分で勉強する習慣をつけてから受験勉強は始めるべきだし、そのあともボリュームを考えてあげるべきでしょう。

本人がまじめに取り組んでもなかなか終わらない、というのは子どもにとって苦痛以外の何物でもありませんから。


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