東京大学は10日、2020年度に始まる大学入学共通テストで導入される英語の民間資格・検定試験について、合否判定に使わない方針を決めた。制度の移行期間として23年度まで併せて実施されるマークシート式試験と、2次試験の成績で判定する。民間試験の活用を巡っては公平性などに課題があると指摘されており、他大学の判断に影響を与えそうだ。(毎日新聞から引用)
文部科学省の共通テスト実施方針では、24年度から英語の「聞く・読む・話す・書く」の4技能を測る民間試験に全面移行することになっています。だが、23年度までは共通テストのマークシート式も残り、国立大学協会は昨年11月、すべての国立大学の受験生にマーク式と民間試験の両方を課すことを決めていました。東京大学は全受験生に民間試験の受験は求めるものの、その成績を合否判定には利用しない、と発表したわけですが、その理由が「公平性を担保できない」というものでした。
となると、24年度以降どうするのか、がまた問題になってくるわけですが、まだまだ不透明感が強いところがあります。
もともと話す、書くなどの力がセンターでは測ることができない、ということで始まった改革議論ですが、二次試験をやる東大からすれば、それは大学に任せてもらえばよい、と思っているところはあるわけで、まだまだ議論が続きそうです。
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