たまに「子どもが塾に行きたくない」とい言い出すことがあります。
これは大事なSOSだと思って間違いない。塾は本来は楽しいところです。しかし、そこに「行きたくない」というのは、やはり何らかの原因がある。
「どうして?」
「なんとなく」
こういう答えが返ってきたら、もっと深刻かもしれません。明確な理由があれば、それについて何等かの手は考えることができる。塾の先生と相談することもできるでしょう。しかし「なんとなく」と答えをごまかすときは
1 理由を言いたくない
2 自分でもなぜ行きたくないかわからない
ということなのです。2の場合は体調に問題があるかもしれないし、1はだれかをかばっているかもしれないので、原因が突き止めにくくなります。
で、いずれにしても塾に行っても本来の勉強とはほど遠い状況になるわけですから、しばらく休んでしまう方が良いでしょう。
だけど塾のカリキュラムに遅れてしまう、と何とか行かせたいと思われるお父さん、お母さんも多いのですが、しかし、原因がわからない以上、無理をさせる必要はない。
勉強は家でもできます。
塾に行かないとほっとするから子どももだんだん話を始めてくれます。
そこで初めてわかることも多い。
慌てず、本人が理由を話し始めるのを待ちましょう。
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