場合の数や規則性の問題で、全部書き出さないと解けないという問題をたまに見かけます。
忙しい試験の中で、これほど労力をかけて正解にならないリスクはとらない、と判断させるための問題か。
はたまた、根性を見せろ、という問題か。
その意図はともかくとして、しかし書き出す練習をすることは大事です。
規則性は多少なりとも書き出していくうちに規則が見えてくることがある。
場合の数も、書いていくうちに、場合分けの仕方を思いつく場合もある。
なので、よし書き出してやろう、という意欲は持っていてもらいたいと思います。
最近の子どもたちは、何かキレイに解けるとばかり思っているところがあり、出題者はその傾向を憂うがためにこういう問題を出す可能性もある。
特に5年生は、そういう気持ちをしっかり持っていてほしいと思います。
今日の田中貴.com
第266回 何が出題されているのかに関心を持つ
6年生の教室から
家庭内闘争の無駄
今日の慶應義塾進学情報
なぜ慶應を受けるのか