授業の標準化

投稿者: | 2025年6月1日

クラス分けをすれば、当然、ひとつのクラスの生徒の数は少なくするしかないわけで、そうなると必然的に先生の数が増えます。

で、いろいろな先生が出てくるから、なるべく授業を標準化しないといけない。

総合塾の歴史の中で、先生の個人技を封じる、というのは、実は粛々と行われてきたことで、それが没人格的であろうと、塾にとっては、「どの先生の授業でも同じ」ということを言いたい。先生によって違うことを認めてしまうと、やはりいろいろ問題が出てくるからです。

で、標準化するのなら、動画が一番良い、と思うのです。

動画の授業は無駄口はあまり叩かない。だから、雑談も少ないが、勉強すべき内容はコンパクトに入っている。しかも、動画授業というのは実は編集されているので、検閲を受けているのです。

内容がおかしい場合は撮り直す。なので、結構な時間はかかっているが、逆に言えば、子どもたちは集中して見ることができる。

かつ、まあ、わからなければ何回でも見直せるメリットがあるし、早送りすることもできるのです。

本来人間がすることは、やはりそれなりに個性が出てくることだから、その個性が子どもたちとの相性でプラスに働くようにするのはむしろ個別指導だと思っています。

だからWEBで勉強し、先生とはZOOMで繋がって指導を受ける、というスタイルが一気に子どもたちの勉強効率を上げるのです。

集団で競い合う、という手法は実は弊害も多いもの。マウントされていやになる子は多いのです。

あくまで個人情報は個人情報として確保して、オンラインで勉強の効率を上げると、システムと先生の個性が相まってさらに子どもたちの力を増進させることができます。



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