模擬試験が終わって、算数のやり直しをする。
ああ、ここを計算ミスした、とかわかって、「気を付けてね」では、たぶん治らない。
先日、子どもが食べこぼす理由をいろいろ観察していたところ、椅子の高さだったり、食器の縁の形が合わなかったり、ということがわかったという話を読みましたが、ミスをするのにはやはり理由がある。
そこを治さないと、また繰り返すのです。
例えば式を書きなさい、という話はこれまでもずーっとしているでしょうが、いまだに書かない子は多いでしょう。
なぜか?
絶対に時間が足りなくなる、と思われているからです。で、ミスをしなければいいじゃないか、という話になるのだけれども、しかし間違いなく本番ではやらかす。
そういうものなのです。
だから、成績の良い子はそれなりにしっかり式を書いている。これをあまり目撃していない子が多いから、なかなか治らないところもあるでしょう。
何が足りないか、何が原因か、はよく観察しないと見えてこないので、起こるより前にしっかり見てください。
今日の田中貴.com
第548回 志望校合格にあと何が必要か?
算数オンライン
9月8日の問題
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