算数は、中学受験で合格者と不合格者の差が一番大きく出る科目と言われています。
理由はいくつかあって、どうしても1問の配点が大きい。問題数が多い学校でも小問数で20問、少ないと10問ぐらいになってしまうので、それを理科社会1問1点で追いつこうとするとなかなか大変になる。
だから、算数で80点ぐらい取ってしまうとたぶん安全圏に逃げ込めるので、まずは算数、というのは間違いではないのです。
ただ、勝負は比を習ってから。
入試に出る問題は比を習ったあとの問題がほとんどだと言ってよいでしょう。で、多くの場合それはやはり5年生の夏以降になる。
これはそれを習うまでに必要な過程がそこそこあるからで、例えば分数の計算ができるためには、倍数、約数の知識はいるわけだし、小数と分数の混合計算もそれなりにできる必要がある、ということになれば、それなりに勉強してからということになるのです。
だからどんなに急いでも、ここからが勝負、ということにおいてはあまり変わらない。結局入試に出る問題をやるのは5年生後半からの約1年半なので、それまでにあまり苦労させない方が良い。
ここからが本番なのに、ここまででもうくたびれてしまっていると、先でなかなか力がつきません。
勉強をやることは問題ないが、しかし消耗しすぎないようにしてください。
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夏は天下分け目というけれど
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