入試が終わって、合格した子のお母さんたちとお話を伺ったとき、みなさんがやはり大事だと思っておられたのは「学習の管理」でした。
実際に何が得意て、何が不得意なのか、志望校には何が出て、何が出ないのか。
できれば親が先に入試問題などを解いてみて、子どもの組み分けや模擬試験の結果から方向性を見出し、学習すべく課題の優先順位をつけていくことが必要だと感じられていたようです。
子どもたち自身でそれができればいいのですが、残念ながらまだそういうことにはならない。
だからそれを親が管理することはどうしても必要なことだと思っておられたようです。
また、実際に過去問をやってみても、そのどこが悪いのか、どう直していけばよいのか、具体的に先生に指導を求めたり、考え方を整理させたりすることも大事だったと言われました。
塾に過去問の採点をお願いしても、なかなか返ってこないということで、私どもの個別ワークスをご利用いただいたこともありましたが、いずれにしても親子で課題を整理し、それをどうやって解決していけばよいのか、指導を担当する先生と相談の上、具体的に決めていくことが大事なのはその通りだと思います。
反抗期に入る子もいるので、ただ勉強しなさい、では問題は解決しない。
何をどうすればいいのか、具体的な学習内容を決めることは、限られた時間を有効に使うという点でやはり最も優先されるべきことでしょう。
慶應進学館から
2022 慶應入試説明会のお知らせ
今日の田中貴.com
算数ができると有利だが
フリーダムオンライン-学習のヒント-
学習履歴をデータ化する