ここにきて、中学受験を撤退したい、というご家族が増えているという話を聞きました。
確かに早くから準備をしてきて「もうへとへと」ということもあるでしょうし、また親子関係がうまくいかない、というケースもあるでしょう。
で、それもこれも、受験勉強を始めたから、ということなのだと思うのですが、しかし、やり方を変えてみればそうではなかったかもしれないのです。
ここのところ、中学受験が過熱化している感じがしますが、そうなると、無理が通り始める。
「そんなの、やめた方が良いのに」と思うことが、「あと少しだから」とかいうのでまかり通ってしまったりするのです。その分、子どもたちには多大な影響が残る。
中学受験は、子どもたちに良い学習環境を、というので始めることですから、その過程ももちろん教育的であるべきで、無理を通せばよい、という話ではない。
今のやり方ではうまくいかない、のなら、違うやり方をしてみればいいし、親子みんなで「がんばったねえ」と言い合えるような受験勉強をすればよいのです。
山の登り方はいくらでもある。まずはやり方を変えてみる、ということを検討してみてください。
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