塾に早くから入れる、ということは早くから競争させる、ということです。
最近は定員になってしまう教室があるというので、早くから塾に入れないと、という話が聞こえてきますが、これはあまり賛成できない。
子どもたちがちゃんと競争できる状況になってからでないと、塾に入れても逆効果になる恐れがあるからです。
競争する、ということは、成績の良い子は褒められるが、そうでない子は逆に自信を無くすことが多い。まだ十分に勉強する体制が整っていないまま、毎月の組み分けになだれ込んでしまい、成績は上がらない、勉強はなかなか、という状況になってくると、やはり家庭でいろいろバトルが起こりやすくなる。
その結果として、「別に行きたくもないのに入れたのはあんただろう」みたいな話になってきたりするのです。
ぜひ覚えておいてほしいのは、今大手の塾に入れる、ということは「競争させられる」ということだということです。入った以上、この競争から逃れることはできません。
だから、少なくともいろいろ準備ができるようになってから、で十分。そうでないとうまくいかないことが多くなるのです。
ここのところどうも煽られやすい環境になっているので、気を付けてください。
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