量に目を奪われていないか

投稿者: | 2021年6月2日

受験勉強は当然、入試に向けての対策ですから、入試で点数をとるために勉強するのです。

確かにその後、またいろいろなところで役に立つ能力が身につくことは確かですが、それが目的ではない。合格するためにやるわけです。

だからその目的に対して「合理的」かつ「効率的」ということでなければやっていて意味がない。

例えば「つるかめ算」をマスターするのに、亀とつるの数をいろいろ変えて、20問やるプリントは決して効率的であると言えない。

そんなのはせいぜい2~3問にとどめて、それがしっかりできるようにすればいいだけのことです。その20問をやることで、むしろ考えない子ができる。だって同じパターンでできるわけだから。

これがかえって本番であだになる。「あ、こうだ」と決めつけて解いてしまうが、微妙に条件が変わっていたりするのです。

したがって何が合理的で、何が効率が良いのか、ということを常に意識している必要があります。

週4日も5日も塾に行くことが合理的なのか。

大量のプリントを解くことが効率的なのか。

そういうことをあまり吟味しないでやっていると、貴重な勉強時間がさらに不足する事態になります。

特にこれからは過去問をやり、知識を覚え、ということでやらなければいけないことが直接、点数に結びつく段階ですから、やる勉強の質にこだわってください。


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