ここに来て、勉強が積み重なった分、いろいろなことがわかってきます。
で、「あ、これ、わかる」という気になると、危ない。
本人が思っている問題とちょっと違ったり、あるいは、慌てて条件を読み落としたり・・・。
しかし、それも経験を積んでくると、慎重に解くということができるようになる。
ルーティンを実行し、もう一度問題を確認したり、その場で計算を見直したり・・・。
今まで間違ってきた経験がここで活きるのです。つまり間違えることは本来、悪いことではない。本番で間違わなければいいわけで、むしろ模擬試験で経験を積んでミスを犯さない方法をマスターできればいいわけです。
最終的に自信のある子、というのは、そういうところまで目が行き届くようになる子、です。
「これ、わかる」はまだ危ない。「わかりそうだけど、何かあるかな」ぐらいに慎重に構えて解けるようになれば、まず間違えなくなります。
成績の良い子も、ミスはする。しかし、試験時間内にそれを修正する力があるわけで、残りの時間、それができるように練習を続けていきましょう。
ちょっとずつ慎重に解こうとする気持ちが出てくれば、それが自信につながります。
今日の田中貴.com
読んでいただく、という気持ち
6年生の教室から
一番最後はどこか?
慶應進学特別から
歴史で一番出題される時代