まだ小学生だ、という感覚が親の心の中にはありますから、失敗したり、うまくいかなかったりすると、「かわいそう」という気になってしまうかもしれません。
また、気合いを入れる余り、残念な結果に終わると、お母さんが立ち上がれない、みたいな話もたまに聞きます。
しかし、受験の結果は本人の結果であり、まだ子どもの将来はまだまだこれからなのだから、そんなに大げさに考えることはない。
「たかが中学受験」という感覚をお父さん、お母さんにはぜひ持ち合わせておいてほしいと思うのです。
確かに、なかなか大変ではあったでしょう。
子どもたちも、家族もみんながんばったでしょう。
でも、まだまだ子どもたちにはやらなければいけないことはたくさんあり、またこれからもいろいろな失敗もあるかもしれない。
だから、中学受験の結果にあまり重きを置いてほしくはないのです。
うまくいったら、うまくいったで、油断しないように引き締めていくべきだし、うまくいかなかったら、反省して次につなげれば良いのです。
これから入試日まで、息の詰まるような日日にはしないようにしていきましょう。
今日の田中貴.com
第253回 通しげいこ
5年生の教室から
偏差値はあまり気にしない
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1月5日の問題