子どもたちは一生懸命がんばっています。
入試までの日程もわかっているし、自分なりにできるだけのことをやっているわけですが、しかし、それはあくまで12歳が考えていること、感じていることです。
だから、やっていることの本質を見失うことがある。
勉強するのは、問題が解けるためにやるわけです。しかし、やらなければいけないことをやるという感じ方になってしまっている場合もある。
お父さん、お母さんの期待もよく分かっているし、自分なりに「期待に応えたい」と思っているわけだから、そうなるわけですが、つまりそうなると「本当にわかっているか」ということが不十分になっていることがあるものです。
いや、外から見ると一生懸命がんばっているだろう、ということになるわけですが、実際に教えてみると、「できるようにはなってない」ということ。
別にかっこつける必要はない。わかるか、わからないか。わからないなら、もう一回聞けるか。そういうことが大事なのです。
良い子にならなくてもいい。わからないことをわかる子になっていればいいのです。
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