振り返ってみて、本人がきちんとやることを管理して、確実にそれを実行して合格していった、という子はあまりいません。
やはりそれなりにお父さん、お母さんが手伝いながら、やるべきことを整理し、たまにはやらされながら、日々を送って受験にたどり着くのがふつうでしょう。
ただ、その間にたくさんの戦いがある。親子喧嘩、といってもいいかもしれません。
親はやはり、小さい時から子どもを苦労して育てている分、「誰がここまで大きくしてやったと思う!」という気持ちがありありと態度に出るだろうし、それを見てまたムカつく子どもも多いのです。
で反抗する最たる理由は「なぜそれをやるのか説明されない」というのはあまり知られていないかもしれない。
なぜこの練習をするのか。なぜこの問題をやるのか。なぜこれを覚えるのか。
やることを「勝手に親に決められた」みたいに感じるから、子どもは反抗したくなる。逆になぜそれをやるのか、親子でいろいろコミュニケーションをとった上で、それをやろう、ということで決まれば案外スムースに進むのに、「早くやって」みたいなことを言われると、頭にくるのです。
そこで「うるせえなあ」の一言がでて、またバトルになることが多い。
親が学習を管理した方が効率が良いのに、バトルが続くようだと「やらない方が良かった」ということになりかねません。
やはりしっかりコミュニケーションをとっていくことがわが子が相手であっても必要なことなのです。
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ブログ
今日のブログ勉強になりました。確かに親からみたら宿題だって暗記だってなんでやらないのかわからないくらいですが、そもそも中学年くらいの小学生が、急に塾に入って難しい問題をよる遅くまで塾で勉強するだけでも大変なのに、宿題、暗記、ときなおし、嫌ですよね、、。特にとき直し、、、。ゆっくり説明も必要なのですね。
もう一つの記事に、二年生から、なんてなるかもみたいなことがかいてありましたが、すでに四谷大塚のある校舎の宣伝に、新しい受験の常識は三年生から〔勿論2月でなく、3年の年度初め)なんてかいてあり、かなり違和感をおぼえました。
塾が親の不安を煽ってどうするんでしょうね、、、そのうち一年からじゃなきゃ間に合いませんよなんてどこか言い出すのでは、、、前倒しより子供達がもう少し早く家に帰れたり、四年は助走期間にあてて、本当に基礎をゆっくりやったりテストを減らしたり負担を減らして欲しいです、、。