この時期は過去問の点数をつけたり、模擬試験の結果が出て、数字を突きつけられることが多くなります。
得点率が5割を切った、合格可能性は20%以下。
数字はウソはつきません。その通りだと思います。ただ、それは今の力を表しているに過ぎない。
過去問ができないのは、今、できない。
だからこれから練習していけばいい。知識を覚えていなければ、覚えていけばいい。
模擬試験ができないのは、今、できない。
しかし、入試の時はまだ半年も先なのです。ようやく暑さが和らいだが、入試の時は厳冬。この半年でいくらでも力が変わります。
ただ、子どもたちには経験がない。
そういう数字を突きつけられれば、「6か月先もそうだ」と思いがちになるもの。
それは違うのだ、ということを明確に教えてあげる必要はあるでしょう。
今の数字は、今の力を表す。
だから、何を半年で変えるのか。ここに集中しなければなりません。
そのために、個別に戦略が必要になる。一人一人の状況が違うし、目標が違うのだから、やり方もいろいろあるべきだし、またそうでないと効果がない。
そこをしっかり考えて、今の数字を変えていく。
その前向きな気持ちが非常に大事な時期です。
ぜひしっかり応援してあげてください。
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