ある程度基本がわかってからの話ではあるのですが、算数の問題はやはり自分で考えないとできるようにはなりません。
先生の解説を聞いてわかるのは、自分が良く考えていたからで、「あ、そういうこと!」という発見があるからわかる。
解説を聞いていても???と思っているときというのは、もともと問題が良く把握されていないからで、だから子どもたちにたくさんの問題を解かせるというのはなかなか難しい。
だから、よく考えさせて、能力を伸ばす、ということに目標を置くべきなのです。
例えば1週間に何問解いたという量的な目標は、中身を検討しなければまったく無意味なのです。
今日1問でも2問でも、「なるほど、そういうことかあ」という理解があれば、確実に能力は上がっていく。その積み重ねで最後勝負をするだけの話であって、何問解いたら合格になるという話ではないのです。
受験勉強を数的に把握するために何問解いたとか何時間勉強した、という話が出てきますが、5時間やったって中身がない勉強だってあるし、1時間やって相当できるようになった、ということもある。
何が違うのかと言えば、やはり自分で考えたかどうか、にあるのです。そこを引き出さないと、子どもはできるようにはなりません。
今日の田中貴.com
ご褒美
フリーダムオンライン-学習のヒント-
先生と一緒に過去問を解く
慶應進学館から
中等部の国語
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