力をつけてからでないと

投稿者: | 2021年7月4日

塾に早くから入れる、ということは早くから競争させる、ということです。

最近は定員になってしまう教室があるというので、早くから塾に入れないと、という話が聞こえてきますが、これはあまり賛成できない。

子どもたちがちゃんと競争できる状況になってからでないと、塾に入れても逆効果になる恐れがあるからです。

競争する、ということは、成績の良い子は褒められるが、そうでない子は逆に自信を無くすことが多い。まだ十分に勉強する体制が整っていないまま、毎月の組み分けになだれ込んでしまい、成績は上がらない、勉強はなかなか、という状況になってくると、やはり家庭でいろいろバトルが起こりやすくなる。

その結果として、「別に行きたくもないのに入れたのはあんただろう」みたいな話になってきたりするのです。

ぜひ覚えておいてほしいのは、今大手の塾に入れる、ということは「競争させられる」ということだということです。入った以上、この競争から逃れることはできません。

だから、少なくともいろいろ準備ができるようになってから、で十分。そうでないとうまくいかないことが多くなるのです。

ここのところどうも煽られやすい環境になっているので、気を付けてください。


New!!フリーダムオンラインからのお知らせ

2021夏期講習のお知らせ


今後、投稿のタイミングを定時以外に増やしていきます。投稿のタイミングをTwitterでお知らせしていますので、ぜひフォローしてください。
Twitter


New
2021 合格手帳 5年生用夏休み特集号のお知らせ

2021 合格手帳 6年生用夏休み特集号のお知らせ



今日の田中貴.com
オーストラリアでの星の見え方に関する問題



にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村