算数の答え合わせを見ていると、間違った答えの横に正解を書いてしまう子が多いのですが、これはあまり良い習慣とはいえない。
つまり、そこに正解を書いてしまうと、それで終わってしまう。ああ、24だったのね、みたいな感覚で、もう思考が途切れてしまう。
どうしてそうなるのかを考えるのが本当は大事なのです。
それをしっかり考えることで、だんだん思考力というのは身についてくる。これは試験直前でも同じ。
できる問題は良いのです。できるのだから。
それよりはできない問題を考えないといけない。たった一問でも、それを考えることで思考力をつけることができる。
もしわからなければ、やはり解説をしっかり読むことです。
解説を読む、という勉強は案外、読解の力を増すところがあって、さらにプラス効果が大きい。
だから、たくさんの問題をやる、というよりは解く過程をしっかり考え抜くようにしてください。
今日の田中貴.com
伸ばしてくれる学校を考える
6年生の教室から
思い込みが恐い
中学受験 算数オンライン塾
11月21日の問題