大学受験に向けてがんばっている学校というのは、ともすると進学塾みたいにずっと勉強ばかりさせているのではないか、と思われるかもしれません。
確かに最後の1年半ぐらいはそういう傾向になるかもしれないが、しかし、それまでの間は勉強以外にもクラブ活動やその他の校外活動が活発なところが多いようです。
つまり6年間ただ勉強だけさせていても、それは本当の意味で成長しているのではない。例えばある大学の学部を目指すにしても、そこにいって何を勉強したいのか、さらに言えばその先のイメージがわいているから、そこにぜひ入りたいと思うようになる。
そうすれば、当然勉強をがんばるようにはなるだろうから、そういう動機づけにはいろいろな経験が必要であることを各校とも肌で感じているのだろうと思います。
もちろんテストもあるし、成績管理もばっちり行われているところが多いでしょうが、そんな管理を学校がしなくても、モチベーションを育て、方法論を教えればあとは勝手にやってしまう、というようなところが当然あるし、そうなったほうが競争にも強い。
この辺はやはり中学受験の塾とはまったく違うのです。最近はハードな管理型が減って、そこそこ絞めるが、楽しいところもたくさんある、というような学校を目指しているような感じがします。
ですから、あまり内部の競争が激しい雰囲気にはなりませんから、心配する必要はないでしょう。
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