今朝の記事で、ゆとり教育から体育の授業、水泳の授業が減って、泳げないこが増えているという話がありました。
ゆとり教育で起こったことはいろいろあるのですが、私が一番気にかかっているのは計算力。
小学生、とくに2年生ぐらいから4年生ぐらいまでは、やはり地道に計算の練習をしっかりやってほしい、というのが本音ですね。
塾に来ると、とたんに問題は難しくなります。ただ、計算ができていれば、次第に追いついていける。小数や分数の計算もやがてはできるようになるでしょう。
しかし、それが十分でないと、いくらやっても時間がかかる。かといって、ここから算数の計算練習というのは、子どももばからしくてできない。
だから、低学年というのは大事なんです。
私は塾に早くから行く必要がないと思っているのは、上滑りになるばかりで、本当に身に着けるべき計算力や漢字の力、本を読む力というのがおろそかになるからです。
難しいことを早くからやる必要はない。そこまでに、それを受け入れられる十分な基礎力を身につけられることが大事だと思います。
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