2025年の埼玉の受験がスタートしてから、邦学館 算数オンライン塾では、今年の問題の解説を始めています。
で、2月に入ってからは新6年生の講座としてスタートしているので、今の5年生でもちょっと頑張れば解けるかな?という問題を多少優先しています。
というのも、別に過去問も今解ける問題はたくさんある、ということを知ってもらいたいのです。
どうしても過去問は、「力をつけてから、力試しに使おう」という傾向があります。これは、まあ口は悪いですが、塾が、全員に同じことをさせたいからそうなっている、のです。
子どもたちそれぞれ志望校が違うので、それぞれの志望校対策を早く始めていった方が、力はつきます。実際に、そんなのは出ないよねえ、という問題まで今の子どもたちはやらされている。これは塾が「どんな学校にも対応できるように」という目標を掲げがちだからですが、しかし、良く考えてみると、ただ塾が全員に同じことをさせたいから、だけであって、その分子どもたちは遠回りをしているところもあるのです。
学校によって、やらなくても良いことはたくさんある。いや、勉強はやがて役に立つから、というのは、受験勉強には不要です。受験勉強は合格するためにやることなのだから、出ないことをやる必要はない。
だからこそ、今から過去問をやり始めれば良いのです。で、何ができるのか、何ができないのか、もしっかり記録すれば良い。
そうすると、後々、こういう問題もわかるようになった、という成長が実感できるでしょう。
過去問はとっておくものではなく、どんどん勉強するものです。
今日の田中貴.com
第614回 なぜ田中貴社中を作ったのか?
中学受験オンライン塾「田中貴社中」
習い事やスポーツの整理はまだ先で良い
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2月22日の問題