できないと追い詰められた子

投稿者: | 2023年2月27日

最近は早くから試験データが出てくるようになりました。

ただ、中学受験で出題される範囲は塾ではおおよそ5年生と6年生で習うことなので、(例えば4年生まで社会は地理だけのところが多いでしょう。)本当は、小さい時のデータはどうでもいい。

むしろ勉強がおもしろい、とか、文章を読むのが好きになった、とか、そういうことに塾の勉強が寄与してくれる方が良いのです。

ところが、試験データが出ると、当然他の子と比べることになる。

結果として、「なぜできないの?」「どうして勉強しないの?」ということになるでしょう。

それが長い間続けば、当然子どもたちは追い詰められる。

自信がない。勉強したくない。塾に行きたくない。そういう気持ちを抱え始めたら、これは受験がプラスになりません。

その結果、受験をやめてしまった子も少なくないし、親子関係が修復されないまま大きくなってしまったケースもあります。

だから、早くから比べないことです。

データは出ても、できたときだけ褒めればよいのです。それを追い詰めるからおかしくなる。

子どもは日々成長するから、だんだんできるようになるので、急いで結果を求めないことです。


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