フリーダムのテキストを作っていく段階で、子どもたちが毎週解く分量についてはなるべく絞り込むことを考えました。
これは子どもたちにていねいに解いてもらいたいからです。
量がたくさんあると、つい、早く終わらせようとするあまり、いろいろ手抜きが起こる。式を書かない、筆算をしない、問題を良く読まない、などなど。
しかし、入学試験というのは僅差の勝負なので、ていねいな子ほど合格しやすい。
例えば同じ70点でも、すべての問題に手をつけて7割の正解率の子と7割の問題に手をつけて正解率が100%の子の場合、後者の子が合格しやすい。
本番ではやはりプレッシャーがかかりますが、そういう状況下で確実に正確を導き出す力が必要なのです。
だから、毎日の勉強がていねいでなければならない。
式をきちんと書く、筆算をする、答えが出たらもう一度問題を確認する。
そういうステップをきちんと踏むのは時間がかかります。ただ、それをやるからていねいさが身につく。
たくさんの量をやらせるとミスの多い子になりやすい。
日頃からていねいに解く練習をし、それでできる練習量で良いのだと考えてください。
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