この時期、例えば算数の過去問を解いたとして、「全然できない」ということはあり得るでしょう。
「自信をなくすから、早くからやる必要はない」という先生もおられると思いますが、しかし後からやっても難しいものは難しいのです。
で、大事なのは、どこまで行かなければいけないのか、を知ること。例えば難しい問題は確かに難しいだろうが、しかしそういう学校は合格点も低い。
半分とか、6割とか、というレベルになることが多いので、じゃあ、半分とるためにどうするか?というような考えが出てくる。
例えば、小問が3問あれば2問目までは何とかたどり着こうとか、まあ、いろいろな考えが思いつくでしょう。
子どもたちは根拠のない自信は得意なので、「こうすれば合格点がとれるんじゃない?」という話をすると、割と乗ってきてくれることが多いのです。
そして敵を知れば自ずと戦い方も身についてくる。難しい問題を解くのだから、やはりジックリ考えないといけない、とか、ちゃんと式を書いて部分点をしっかりもらおうとか。
これまで言われてきたことを自分からやるようにもなるのです。だから、敵を知ることは大事。
時間を区切ることなく、すべての問題に手をつけてぜひ研究を進めてください。
まずは作戦を考えないといけないのですから。
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