受験勉強はきりがありません。
やろうと思えばいくらでもやれる。手に入れようと思えば過去の問題はいくらでも手に入るだろうし、覚える知識もたくさんある。覚えたそばから忘れるというのもあるから、本当にやることはいくらでもあるわけです。
一方で、当然のことながら準備ができる時間には限りがある。入試の日が締め切りです。
だから、有限な時間の中で、最も必要だと思われる勉強から順にやっていって、それでできるところまでやればいいのです。
例えば過去問にしても同じです。
普通6校ぐらい受験するとなると、過去10年分4教科を2回やるだけで、480科目もあるわけで、そんなに終わらない。だから、ある学校については1~2年やっておしまい、という場合だって当然あるわけです。
もちろんそういう学校は安全校であることは多いわけですが、しかし、そういう優先順位がつくのは当たり前の話。
そういう優先順位をどうつけるか、というのがこれからの問題であって、全部やらなければいけない、などと思わないことが大事です。
できるだけやればいい、という意識でむしろひとつひとつをていねいに勉強してほしいと思います。
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