貯まっていかない子

投稿者: | 2017年5月22日

今の6年生はすでに2年近く受験勉強を続けていることになります。

その間に本来は蓄積をして、結構いろいろなことができるようになっているはずなのですが、「え、そんなこともできないの?」と思うこともあるかもしれません。

実際に、毎週毎週新しいことを勉強しているから、前のことを振り返る余裕がないのは事実でしょう。

しかし、それにしても貯まっていないなあ、と思われる場合もあるかもしれません。

どうして貯まらなかったのか、といえばひとつひとつのていねいさが足りなかったからです。本当にわかったか?と聞かれて「大丈夫」と答えられるような勉強はしていなかったからでしょう。

この2年間、猛然と追いまくられていた部分があるはずで、それが貯まっていかない原因を作っているところはあるのです。

これからは入試に向けて、「次は必ずできる」と思えるように勉強してください。

ひとつの理解は次の理解を生み、さらに理解が連鎖的につながる部分があるので、「わかる」ことが大事なのです。ひとつでもわかれば、その先さらにわかることが増えるチャンスがある。しかし、それを曖昧にしていると、わかることが増えていかないので、相変わらず貯まらないことになってしまいます。

とにかくていねいに勉強していきましょう。


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