わからないところがあれば、質問する、というのは大事な勉強のステップです。
実際に生徒の多い塾だと、なかなか先生に質問ができない。30分待って1問聞けるのが関の山、これでは解決できる問題に限度があるというので、個別指導を頼んだり、家庭教師をつけたりするご家庭もあるでしょう。
しかし、一方で十分に質問するチャンスがあるのに、質問しない子もいるものです。
なぜ質問しないのか。
ひとつには、自分がわからない問題がわかっていない。
しっかり復習して、この解き方はわからない、ということが明らかになれば聞けるのでしょうが、そのステップが自分の勉強の中にない。だから、質問できない、と言ってもいいかもしれません。
もうひとつは、質問すると恥ずかしい、と思う子。
「なんだ、こんなのもわからないのか」と言われるのが恐い。「これは授業で説明した」と叱られたくもない。先生はだれもそんなことは言わないはずなのだが、しかし、自分で勝手にそう言われると思って、質問をしない子もいます。
わからない問題をどう解決するか、というのは受験勉強を進めていく上で最も大事なことです。
お子さんの勉強の流れの中で「わからない問題はどう解決されているか」ということはしっかり確認しておいた方が良いでしょう。
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