先日、塾が終わって、子どもがお母さんに電話をしていました。その日、本人はすごくがんばって、課題を順調に終えたので、それを報告したのですが、あまり褒められていなかったらしい。
「なんだ、もっと褒めろよ」
と本人が言ったので、思わず吹き出してしまいました。
まあ、しかし、今の子どもたちはそう思っているのかもしれません。
特に受験間近の子どもたちは、あまり褒められていない。いろいろミスが出たり、まだ覚えていないことがあったり。
「ほら、こういうところを気をつけないと」
とつい、注意が先行しているのではないでしょうか。
受験生ばかりでなく、ともすると親は注意や小言が多くなる。でも反抗期も相まってどんどん本人の耳は塞がっていく。
でも、褒める言葉に対しては耳が広がるのです。
ここまで来たら、どんな子もよく頑張ってきているのだから、やはり褒めてもらいたいと思っているものなのです。
たまにはちゃんと褒めてあげましょう。
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第250回 早く仕上がったのか?
5年生の教室から
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