受験校を考える

投稿者: | 2015年10月25日

東京、神奈川の入試の場合12月上旬までにある程度、受験校のラインナップを決めていかなければいけません。12月中にすでに1月校の出願は始まりますからもっと早くに決めておかないと出願手続きが間に合わない地域もあるでしょう。

すでに第一志望は決めてあるものの、併願校をどうするか。成績によって当初考えていたプランをそのまま採用するわけにはいかなくなっている場合もあるかもしれません。

一般的にはメインとして3校を考えた場合、挑戦する学校(挑戦校)、現在の力が妥当な学校(妥当校)、合格の可能性が高い安全校(安全校)を選びます。例えば平均的な偏差値が55であれば、挑戦校が60前後、安全校が50前後ということになるわけです。

これにダブル出願を加えます。

1日に合格したらそれで受験日程終了。

1日が不合格だったら、2日に安全校。

そして2日目に安全校が合格したら、3日目に妥当校。万が一だめだったときのために、3日目に安全校を入れる、というような考え方です。

ただ、あまりに学校が増えすぎると当然のことながら過去問もやれない、という状況になるので、ある程度絞る必要があります。

一般にお試し受験を含めて5校から6校の出願というのが平均的なところで、東京・神奈川の場合で言えば1月に1校、2月1日から2月5日まで5校で合計6校、もしくはもう少し前に切り上げる代わりに午後入試を加える、ということが考えられます。

で、塾の先生との相談が11月から始まるでしょうから、それまでに家庭のプランをある程度決めておきましょう。

その上で塾の先生と相談する。塾の先生の進学指導は、安全校に対して慎重であることが多いので、「そこまで下げる?」と思われる可能性もあるでしょうが、安全校の役割は確実に入ることであるのは間違いないので、その辺のニュアンスも合わせて先に考えておかれてもいいかもしれません。

塾の先生との話の後、最終的に決まればすぐに出願準備に入りますので、受験する可能性のある願書は早めにそろえておきましょう。

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