不得意フィールドはなるべく避ける

投稿者: | 2012年1月6日

残りの時間で、不得意フィールドが残っていたら、これはがんばって克服したいところです。

例えば理科でいうと電気と浮力がわからない、という子は多い。算数で言えば、場合の和や数の性質がいやだ、という子もいます。

で、これらの不得意分野は残りの時間で克服できる可能性はありますが、今までやってきてわからないのが、この20日あまりでわかるようになるか?と言えばなかなか難しい。

本来はこの前の段階でなんとか克服したいところですが、それができなかった以上、あとは避ける一手。

実際にその年は電気が出なかった、ということはあるし、浮力もそうなのです。

ただ、出てもそれが全てではないから、残りの問題でがんばる。ついでに言えば、不得意フィールドが出ても、問題は読んでもらいたい。少しは点数になるところもあるかもしれないので、最初から諦めてはいけません。

しかし、行き詰ったらそこで終了。

次の問題に行くべきです。

嫌いなものは嫌い、できないものはできない、で結構。

できるところを確実に点数にすることの方が入試では大事です。

入試というのは、満点はいらない。合格点は必要。だから1点でも多くとる。

まずは確実に取れるところをとる。その積み重ねが合格を導いてくれますから。


「映像教材、これでわかる力のつりあい」(田中貴)


「映像教材、これでわかる電気」(田中貴)

「映像教材、これでわかる水溶液」(田中貴)