たとえばニュートン算のように、ある形が決まっている問題があります。
これについては、当然、その型にあった解法があるわけで、それを覚えていれば解けるということになります。
すべてのパターンを網羅する必要は当然ありませんが、覚えておかなければいけない解法もあります。それをどう使うか、幅が広がれば解ける問題の幅も広がるわけです。
ただ、覚えるために、似たような問題をたくさんやるという勉強法は非効率です。以前、ある塾を訪ねたとき、子どもたちがつるかめ算がたくさん載ったプリントをマシンのごとくといていましたが、そんなことをしなくても覚えられる子はたくさんいるでしょう。
ただ解法を記憶するんだ、という意識を持たないで勉強している子はいますので、そういう場合は
「この解き方は覚える」
ということをはっきり指示してあげた方が良いですね。
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