前半戦はまだ、習っていないこと、あるいは、よくわかっていないこと、が残っているので、いろいろ成績にばらつきがあります。
良かったなあ、と思った次の回はまたボロボロ、ということもある。しかし、当然それはわかっていないことが出題されてしまったのだから、仕方がない。
むしろ入試前にわかって良かったのです。だから丹念にそこはフォローする必要がある。
もしよくわかっていないなあと思ったら、もう一度そのテーマをやり直しても良いでしょう。
それが埋まっていても、まだ上下する子はいます。
それはミスに対する対処ができていないから。
ミスはするものですが、しかし、防ぐルーティンはある。それを自分のくせを見つけながら、対処していくとだんだんミスが減ってくる。
これは平行して前半からやっていくべきことではあるのです。そうやって自分のミスの傾向がわかれば、それに対応するルーティンを決めていく。
そして後半、結構点数が安定してきた、ということになればシメタもの。
概ね合格ラインには達しているでしょう。そこまで、摸擬試験を重視するべきなのです。
だって、入試は何が出るか、わからない試験ですから。
今日の田中貴.com
理科計算を出す学校、出さない学校
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2025年 慶應義塾湘南藤沢中等部 算数6