大手塾の組み分け試験を見せてもらいました。
今回の算数、非常に良く練れた良い問題だったと思います。いたずらに難しい問題をさせるのではなく、しっかりと基礎ができているかどうかを確認しようという姿勢は非常に好感が持てるのですが、しかし、このテストで半分も取れない、という子に対する評価が案外厳しすぎるのではないか、とも思うのです。
実際に短い時間でやらされるテストだから、もっと時間があればできるという子どもたちも少なくないでしょう。だからしっかり復習して、できるとわかれば順位や偏差値に関係なく良くやっていると評価してあげてもらいたいと思うのです。
クラス落ちした、とか、偏差値が下がったとか、まあ、いろいろ親が思うことはあるでしょうが、ちゃんと復習させてみればしっかりできるようになっている子は多い。
だからいたずらに難しいことをさせたり、たくさんやらせたりせずに、子どものできることを確実に積み上げていくことが大事です。
親が勝手に煽られて「ウチの子はできない」と思いすぎているところがあるのではないかなと思うところもあるので、相対評価よりも絶対評価に目を向けていくことが大事だと思います。
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7月6日の問題
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