数字的な話になってしまいますが、トップ校の倍率が3倍程度なので、第一志望合格率は3割ということになります。
そうすると7割の子が第二志望の受験に回り、ここで止まる子はやや増えてその4割から半分ぐらいになるでしょうが、その学校を第一志望としている子どもたちの合格率はまた3割程度になる可能性があるでしょう。
で、そうやって考えていくと第3志望、あるいは第4志望あたりで止まったという子も当然いる。
その中には妥当な成績から考えると合格した学校が第2志望なんだけれど、順位的に第4志望になったという部分もあるかもしれません。
今年も僅差の勝負になったので、第何志望というよりは、受けた学校はすべて、合格すれば行かせる学校にするべきだと思っています。
第3志望に落ちて第1志望に入った、という子もいます。まあ、これは入学金の面で言えば助かった、ということなのかもしれませんが、そのくらい僅差になっているので、受けた学校はどこでも入ってくれればもうOKと親も子も思っていることが将来に向けては大事なこと。
もちろん絶対ここに入りたいと思って勉強してもらいたいが、とはいっても試験はミズモノともいえるので、終わってよかったと言えるようにしておくのは大事な準備かもしれません。
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