ある高校の卒業式に行った時の事。
卒業生代表が「私たちは、ずっと決断を迫られてきました。」という答辞を読み始めました。
ん? なんだ? と思ったものの、よくよく聞いてみると、先生には指示を受けない。「で、どうすればいいと思う?」「で、君はどうしたいの?」「君はどうする?」の連続。
そのたびに自分で考え、結論を出さないといけない。これはこれでなかなかしんどいものです。しかし、その分信頼されているという気持ちもあったでしょう。
小学生にそこまで全部決断させるのは難しいかもしれませんが、しかし、最終的に本人が決めたのだ、ということはしっかり残しておく方が良いだろうと思うのです。
例えば付属校か受験校か、男子校か共学校か、滑り止めを用意するのか、公立に進むのか。
選択と決定をしなければならないことは、中学受験にも多くあるので、それをある程度親子でコミュニケーションをとりながら、最終的に本人が決定していく、というプロセスは大事な流れです。
そういう意味ではもう6年生。信頼して決めさせていくことも大事な子育てでしょう。
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