理科のカリキュラムの構造

投稿者: | 2022年3月16日

理科はスタートから生物、地学の範囲が続きます。

生物、地学というのは知識を覚えないといけないわけですが、3年3学期から始めたら、3年後まで覚えられているかといえば、なかなか難しいところがある。

だからホントは後半に持っていきたいところがあるわけですが、しかし、そうできないところがあるのです。

それは理科計算が算数で比と割合を習わないとできない、ということにあります。

およそ5年生の後半にこれが出てくるので、それまでの間は生物と地学にならざるを得ない。その分、比と割合を習ったらあとはずっと理科計算だらけになるので、これもまた子どもたちにとってはなかなかつらい。

息抜きがなくなるから、嫌いな子はどんどん嫌いになるのです。

なので、そういうつもりである程度考えておいた方が良い。つまり早くからたくさん覚えさせなくてもいいし、理科計算が出来なければ、その間に少し暗記ものをやらせてもいいのだ、と考えてください。

最終的に仕上がれば、どういう道を通ろうと構うことはありません。


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