直前期になって、子どもの成績を見ていて、何とかしなきゃ、と思われることは多いと思うのです。
実際に手を打った方が良い場合もあります。
例えば、本人はやる気になっているが、いかんせん、勉強していることと実際の入試がかみ合っていない、と感じられるケース。
お父さん、お母さんも過去問を見ていると、これはあまり関係ないなあ、と思うことはあるでしょうが、子どもが実際にそういう勉強をしているということになると、それはやはり手を打った方が良いところもあるでしょう。
一方、本人は頑張っているが、やることが多すぎて絞りこめていない、というケースもあります。
この場合はさらに何か手を打ってしまうと、さらに混乱が生じる。
その場合はむしろ、やることを絞り込まないといけない。こういうときに個別や家庭教師を増やすとあまり良いことにはならない。これまでせっかく勉強してきたことが最後まで終わらないと、中途半端になってしまいがちです。
その点を冷静に見極める必要がある。
悩んだら先生に相談してみることです。受験校の相談もさることながら、実際の勉強をどう組み立てるのか。親も子も納得した上で進むのが一番ですから。
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今日の田中貴.com
第354回 あと何をやれば合格する?
5年生の教室から
上位の子しか褒められない
算数オンライン塾
12月6日の問題