クラスが上がりにくい理由

投稿者: | 2018年4月14日

組み分け試験、結構いろいろがんばっているのだけれど、なかなかクラスが上がらない、というお子さんが多いのではないかと思います。

逆に、落ちるのは簡単に落ちる部分もあるかもしれないが、しかし、実はそれほど落ちない。

もちろん授業は受けて、漢字などはそこそこやらないといけないが、そんなにがんばらなくても多分そうクラスは変わらないでしょう。

つまり。そういう序列がすでにできあがっている、ということなのです。ただし、これにはひとつ前提があって、ある塾の組み分けテストの場合は、ということなのです。

ある意味塾の組み分けテストも、出題傾向があるでしょうが、それで子どもたちの力を測るとそうなり、しかもある教室のメンバーが変わらなければ、その序列もそう大きく変わらないということでしょう。

ところが、志望校の出題傾向で見るとどうなるかは、わかりません。元々受験する集団が変わるわけだから、その序列も変わる。

本来、開成を受験する子と麻布を受験する子を比べる必要など、何もないのです。開成を受ける子は開成を受ける子の中でどうか、というのは大事だが、他の学校を受験する子と比較しても特段何の意味もありません。

そういう幻に目を奪われてはいけないのです。

元々クラスはそう変わらなくなるのだから、そこにあまり力を入れても仕方がない。それよりは、自分の志望校に向けての対応をしっかり考えていった方が良いでしょう。


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