場合の数の問題。
これは結構書き出すなあ、と思ったら、当然のことながら他に方法がないかを考えてみるべきです。
途方もなく書き出す、ということは正しい解法ではない。もし本当に書き出すしかないとすれば、それは捨てるべき問題だからです。
しかし、他に方法がないと思えば、少しやってみるのは悪い手ではない。
というのは、そこから実は簡単に計算する方法が見つかるかもしれないからです。
それでも、いい方法がない、という場合は撤退するべきです。
他に解くべき問題があるのだから。
ここで良く突き進む子がいます。つまり、猛然と書き出してしまう。
確かに答えが出るかもしれませんが、実は間違う可能性も高い。結局なるべく高い得点をとろうとするとき、この判断は間違いであることになります。
したがってまず進んでみる。そして途中で止まって、決断する。
入学試験の結果は実はいくつかの正しい決断と撤退の判断の成果でもあるのです。
勇気を持って撤退することが実は正解である、という問題もあり得るのですから。
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