すべての範囲がでるわけではない

投稿者: | 2009年6月18日

昨日の浮力もそうですが、学校やレベルによって入試に出題される問題は違いがあります。

例えば電気。豆電球の明るさは出るとしても、例えば発熱量や抵抗値がかわる電球や電熱線の問題まで出す学校はそう多くはないでしょう。なぜか。

できない問題を出すと、誰ができて、誰が出来ないのか、判然としないからです。

だから、早めに第一志望を決めて、出るレベルを想定することが大事。第一志望を決めなければ、全部やらないといけない。その結果、範囲は膨大になり、成績を上げることが難しくなるのです。

第一志望が決まれば、その学校の出題レベルに合わせて学習内容を特化できます。そうすれば、何もすべての勉強をする必要はなくなります。優先順位も決められるので、例えば難しい相似形の問題は捨てられるということになるのです。

6年生はもう、第一志望が決まっていなければいけません。

塾はなるべく全員同じカリキュラムで動かしたいので、なかなか志望校を決めることに積極的に動かない場合があります。だから、夏前には家庭で決めておきましょう。

成績をみながら決めるのは併願校であって、第一志望ではありません。

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