春休み近くになると、カリキュラムがいったん止まります。
ここで6年生はやはり復習した方がいいでしょう。毎週毎週新たな分野を勉強してきたわけですが、いくつかつまずいている点がある子がほとんどなのです。相似形がよくわからない、水溶液がもうひとつ、暗記で補える点であれば急ぐ必要はありませんが、原理的な理解が必要な分野は、この後さらに発展するのでいまのうちに復習をしておかないと、わからないものの上にさらにわからないものが積み重なってしまうことになります。
例えば多くの塾ではこれから電気と磁界の影響について勉強するわけですが、その前に豆電球の明るさがわかっていないと、結局できないということになります。わからないことが増えるだけ。
だから、新しい問題集をやる必要はありません。これまで勉強してきたテキストやプリントをしっかりと復習してください。
たくさんある?
時間がなければ、算数に限って、比に関するものだけやってください。
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