ある塾で、同じ授業を受け、同じ学校別対策をやっていても、結果は違います。
それはある意味当たり前で、まず子どもの力が違うから、その吸収力に違いが出る。
また、練習の仕方や、対策の仕方によっても変わります。
例えば、過去問。
多くの学校別対策講座で、過去問をやることは、ほとんどありません。大抵は家庭任せになる。これは、集合塾の学校別対策授業で過去問をやらない理由でお話しした通りなのですが、やはり生徒によって差が出るから、塾で同じことをさせるのなら、違う内容を選ぶのです。
しかし、そうなると、結局、学校別対策の深度は、その子の勉強の仕方によって変わってくるし、そこが同じ塾でも差が出てしまう点なのです。
近年、個別指導、家庭教師を頼まれるご家庭が増えたのは、ある意味そこをどう調整するか、ということにかかってきているからで、各塾や個別指導の合格実績を足すと、もう実実績の2倍ちかくに上ってしまうのは、ダブルスクールをやっている生徒が多いから。
しかし、同じ偏差値でも、学校別対策の深度で、合否は変わります。
だから、早めに準備をスタートしましょう。空白の3ヶ月はやはりもったいない、のです。
今日の田中貴.com
第604回 中学受験の成功は学校選びと言っても過言ではない
フリーダムオンラインブログ 主宰から
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