昔は多くの人が新聞をとっており、その新聞に合格速報を掲載するのが広報の大事な戦略でした。
個人情報への取り組みが甘かった時代ですから、堂々と合格者氏名や小学校名まで掲載していましたが、現在はさすがにそれは難しい。(でもローカルな塾ではやっているところがまだあるようです。)
で、かつ、速報が難しい時代になってきました。
これまで多くの塾は事前に、子どもたちから受験番号を集めて、合格発表のときにスタッフが写真を撮りに行き、合格を確認して合格速報を出していたわけですが、今は、オンラインの学校が増えて、掲示発表をしない。
となると、いったい誰が合格したのか、というのは、本人からの連絡を待つしかないのです。
で、塾がWEBのパスワードまで聞き出す事態になっているところもあるようですが、これはやはり個人情報の管理からするとやってはいけないことでしょう。
だから、合格速報はじっくり待って、しっかり数を確定してから出すのを業界基準とした方が良い。
それでもまだ、なるはやで出したい、と思っている塾関係者は多いと思いますが・・・。
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