先日話題のCHATGPTについて算数の問題を解いてもらった話をしたのですが、いろいろやってみて、あれはあの短い時間に日本語→英語→作文→英語→日本語と流れているようです。
で、その日本語が結構流暢で、いやいや、もう英語って習わなくても良くない?みたいな話になるぐらい。
インターネットの翻訳技術はどんどんAIが代わりに学習してくれていて、サーバーの処理速度も飛躍的に伸びているから、あっという間に流暢な英語に直ってくる。
さかのぼって明治維新の時代。
一気に西洋の学問が日本に入ってきて、日本語はいろいろな言葉を増やしました。だから母国語で新しい文明を学ぶことができた。どんどん翻訳されていったわけです。
しかし、今の時代は英語で全部学ぶ方が早い、というので東南アジアなどは全部英語で勉強している。だから日本は遅れる、ガラパゴス化する、と言われていました。
日本が遅れ始めた、という原因のひとつと言われましたが、しかし、AIで話は変わってくるかもしれません。
で、そうなるとやはり考える力や読解力、創造力、決断力とかが求めらるわけで、中学受験の勉強はその一部として役に立つところもあれば、そうではないところもあるでしょう。
ただ知的訓練をしているという意味では、なかなか面白いところもある。しかし行き過ぎれば、子どもたちの成長を阻害する要因にもなります。
今回の入試でこれだけのレベルの問題を小学生が解ける、ということは本当にすごいことなのですが、しかし、この先も成長していかないといけない。
その意味で、長く知的努力を継続していく力をまずは作っていくことが大事なのではないでしょうか。
中学受験はこの点でプラスでありますが、しかしマイナスの要因になりうることも知っておかなければなりません。
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