組み分けの点数がとれない、という相談を受けることが多いのですが、では、なぜその点数なのかを分析できているか、というと案外そうでもない。
例えば、150点満点のテストで50点か60点ぐらいしかとれない、というとき、答案を見ていると、答えが書いてないわけではない。
しかし、その答えが正解ではないので、いっしょに解きなおしてみます。
ここで大事なことは、決して叱ってはいけない、ということ。
で、解きなおして、自分で正解にたどり着く場合は、どうして間違えたのか、聞いてみる。
1 問題を読み違えた
2 計算間違いをした
3 公式を覚えていなかった
などなどいくつか理由があるでしょう。しかし、割と見過ごされている問題に
「問題の意味を取り違えた」
というのが多いのです。
なぜそうなのか、と言えば、急いでいるからですが、しかし、問題の意味が捉えられていれば、結構できる子はいるのです。
で、ここが課題である、というのであれば、そこを治していく工夫をする。
課題はもちろんこれだけではなくて、計算力がない、という場合もあれば、基礎がわかっていない、という場合もあるでしょう。
ただ、基本問題を間違えた=基礎ができていないというわけではないのです。
わかっているけど、間違える、ということはよくあることで、その理由を突き止めていかないと解決しない。
私は子どもたちとテストをやり直しをしながら、いろいろな質問をします。これはどういう意味だと思ったのか? 計算はどこに書いたのか? この意味がわからなかったのはなぜか? いろいろ質問はありますが、決して叱らない。ただ聞いていく。そして、その中から原因を特定して、それを直していくのです。
そうすると、偏差値40台というのは割とすぐ脱せる。
今年も40台からスタートして60台の学校に合格した子がいましたが、この修正が功を奏しただけです。だからその分析をしないで、「勉強させないと」と思ってもうまくいかない。
一度テストの問題用紙と一緒に個別ワークスの無料体験を受けてみてください。1回の授業でも修正点は見つかるでしょうし、そこを修正しないと状況は変わりません。
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