子どもたちに勉強方法を指示することがあるかと思うのですが、そのときの言い方はやはり気をつけた方が良い、と思うのです。
なんでも「~にして」とか「~やりなさい」というのは、あまり関心しない。
子どもたちがその勉強方法を必要と感じていなければ、なかなかちゃんとは進まないものなのです。
ですからまず課題をはっきりさせる必要がある。
志望校が決まり、このランクまでは届かないといけない。そのために、この教科の点数をここまで上げなければいけない、という前提があって
「で、どうしたらいいと思う?」
ということを子どもに問いかけることが大事です。これから先、子どもたちに最も求められるのは「問題解決能力」です。
何が問題で、どうすればその問題を解決できるのか。
単に受験に限らず、いろいろな問題が子どもたちの前にはこれから出てくるわけで、それをどう解決するのか、どう対処するのか、自分で考えなければいけない。
そこを自分で考えられるようになると、いろいろ幅が広がってくるのです。
だからぜひ問いかけてください。
「で、どうしたらいいと思う?」
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