このコロナ禍で、同調圧力の話題が時々出ていました。
みんなと同じでないと、不安、という心理。これは日本人には割と顕著化もしれません。
受験でも同じことが指摘されていて、塾に行くことが受験勉強、みたいな感じになっているところがある。
で、みんなと同じことをやって落ちたら仕方がない、と思えるか。
ここはちょっと考えどころかもしれません。
違うことをやっても、その子にとってプラスになり、結果が出るのであればその方が良いのではないか。
ここにきて、出題範囲が広がり、やらなければいけないことが多くなった分、子どもたちはかなり追いまくられています。
したがって、志望校を決めて出題傾向に合わせたり、自分の不得手なところをしっかり復習したり、というような個々の対応が必要になっていて、それは当然、みんなと違う。
つまり、みんなと違うことをやらないと、効率は上がらないのです。
みんなと同じことをやって、落ちたのなら仕方がない、は本当のことを言えば工夫がない。また積極的でもない。
子どもたちはがんばっているので、やはりその努力が最大効果を生む工夫をするべきでしょう。
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